VCB真空低圧浸炭油冷炉
特長01
◆環境に優しく、一酸化炭素/二酸化炭素の排出がなく、作業環境が良好で、火気や油煙の発生がなく、グリーン製造業という時代の流れに沿った装置であります。
◆真空および低圧環境下での加熱と浸炭により、粒界の酸化がなく、酸化や脱炭を完全に回避し、処理後の部品表面は綺麗かつ光輝性が得られます。
◆複雑形状部品でも、高品質な浸炭と浸炭窒化を実現し、浸炭の均一性を確保できます。
◆真空焼入れ油を採用し、かつ効率的な油攪拌、整流機構、熱交換器、ヒーターを備えることにより、焼入れの安定性や高冷却速度を実現し、材料のマルテンサイト変態要求を満たせます。
◆高温での浸炭が可能になるため、処理時間が大幅に短縮され、ガス消費量が減り、ランニングコストを削減できます。特に深浸炭やステンレス鋼などの真空浸炭に適します。
◆処理中に煤を焼却できるバーンアウト機能を備えており、生産工程を中断する必要がなく、設備メンテナンスの頻度が少なくなり、生産の継続性と安定性を効果的に確保します。
◆本装置は、状況に応じて炉の始動と停止ができ、柔軟性が非常に高く、多品種少量生産に適します。
◆統合PLC、プログラムコントローラまたはコンピュータインターフェース、タッチパネル、レコーダーによりリアルタイムで炉の真空度、温度、圧力などを監視し、遠隔故障診断およびプロセストレースをサポートします。
標準仕様02
| 型式 | VCB-200 | VCB-600 | VCB-800 | |||||||||||||||
| 有効作業域寸法:幅×高さ×長さ(mm) | 400×450×600 | 660×650×1200 | 760×700×1220 | |||||||||||||||
| 温度 | 最高1100℃/操業温度常用750~1050℃ | |||||||||||||||||
| 焼入れ油保有量(L) | 2700 | 6500 | 7700 | |||||||||||||||
| 装入質量(kg) | 200 | 600 | 800 | |||||||||||||||
| 電源容量(KW) | 110 | 210 | 240 | |||||||||||||||
※有効作業域寸法はトレイの高さを含みます
真空浸炭とガス浸炭の比較03
| 真空浸炭 | ガス浸炭 | |
| 品質 | ▶高濃度浸炭が容易 ▶ 粒界酸化および脱炭がない ▶ 細穴内面浸炭が容易 ▶ステンレス鋼の浸炭が可能 | 高濃度浸炭が困難 粒界の酸化があり(~5 ㎛) 細穴内面浸炭が困難 ステンレス鋼の浸炭が困難 |
| コスト | ▶高温短時間処理による生産性向上(~1100℃) ▶ 間欠運転可能 ▶真空断熱のよる省エネルギー | 950℃が限界 間欠運転時、炉温とガス保持が必要 炉体より放熱 |
| 環境 | ▶CO2の発生がゼロ ▶ 作業環境が良好 ▶ 油煙の排出がない | CO2の発生がある 暑熱作業 油煙の排出が多い |
| 安全性 | ▶真空かつ火を使用しないため安全 | 真空浸炭に比べて手順に注意を要する |
| 作業性 | ▶ 条件管理が非常に容易
(温度と時間のセットのみ) ▶ 熟練者は特に必要としない ▶ 処理時間がガス浸炭に比べ大幅に短縮 | 条件管理が複雑
(雰囲気管理に熟練を要する) 事前に雰囲気を整える必要がある 処理時間が長い |
概括:
ガス浸炭にはできない高品質なアセチレンによる真空浸炭。大幅な生産性アップを実現。ガス浸炭比75%アップ!










